こども若者支援者のためのABC

ちた子ども若者支援ネットさんから案内です。

【講座のアウトライン】
 発達障がいは、脳機能の発達が関係する生まれつきの障がいです。発達障がいのある人はコミュニケーションや対人関係をつくるのが苦手です。
また、その行動や態度は「自分勝手」とか「困った人」とか誤解され、敬遠されることも少なくありません。それが親のしつけや教育の問題ではなく、脳機能の障害によるものだと理解すれば、周囲の人の接し方も変わってくるのではないでしょうか。
 就労に関しても、ある調査では発達障がいの診断を受けた人の正規雇用就職率は20〜25%となっています。それに派遣社員を加えても30%ほどにしかならず、アルバイト勤務が全体の10%、合わせて40しか就業しておらず、残りはアルバイトすらできない状態にあるといわれています。
 現代のスピードや臨機応変さが求められる職場では、常に生きにくさを抱えているのが発達障がいの人の共通の特徴です。発達障がいの傾向があっても特徴を活かせる職場環境、職種、コミュニケーションの方法などをうまく組み合わせることや支援プログラムを受けることで、強みを活かし弱みを見えづらくできる可能性が高まります。
 子ども・若者に関わる人たち、今後若者たちの伴走支援をしていく立場のユースアドバイザーや支援者が、発達障がいに関する知識を持ち、それに対する適切な対応を学ぶための場として、また、子ども・若者の支援に携わる人たちの情報交換・ネットワーク作りの場として本講座を開催したいと考えています。

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 代表の河村さんは社協の河村さんかと思います。県のひきこもり会議でも出席されていて、また、以前お会いしてお話しもしました。全国の研修会にも一緒だったと思います。かなり熱心に取り組まれています。また、吉田さんもお会いしてお話ししたことがあります。なかなかおっとりとされた印象があるのですが、大学で勉強もされたという話しを記憶しています。見知った名前が連なったので、ちょっと嬉しく思いました。