気分と感情

 人は感情ではなく気分で怒ることもあるのだろうかという疑問。

 おなかすいていてもイライラすることってあると思うんです。疲れていてもそうで。別に起きた出来事に対して、許せないといことで怒っているのとは違ってなんだか中身がからっぽで怒っているなと自分に対して思うことがありました。厳密に言えば、きっかけ(引き金)となるゲームにイライラしましたが、そのイライラのエネルギーの大半が疲れたのとおなかがすいたという生理的な気分のイライラだなという感じ。

 まぁ、何も食べずにゲームを朝から夕方前までやっていて気づいたことだったのですが。何かこう、身体の芯から湧きでるようなものとは違うなということに気づいたと言いますか。脳だけがイライラしていて、心臓の辺りというか、身体のなかには熱がないというか。

 感情とは違い気分みたいなもので。生理的な反応が「気分」で、物事への認識とそこから生まれるエネルギーが「感情」ととらえているといってもいいかもしれません。気分なので心に感じる深みがなくて。暑くてイライラするのが気分、相手から悪口を言われてイライラするのが感情みたいな違いというのでしょうか。

 それを厳密に分けるのは難しかったりしますが、少し自分を丁寧に観察しようと思うのにはいいのかなという気がします。僕としては、結構不思議な体験をしたように思えました。だいたいプライベートの話しはゲームで、ゲーム以外に何をしているんだろうと思うかもしれません。大丈夫です、ゲームしかしていません。