反省会

　人の言葉の響き方ってすごいなって思うんですよね。ある人には響き、ある人には流れてしまう。発達障害の家族の集いで、そういう言葉に出会いました。すごい。僕の中ではこんなにも響く言葉なのか。そして、その方があることに気づいたその瞬間というのは僕だったら「すごいことに気づいてしまった、これはすごいぞ！あぁ、そうか、そうだったのか！・・・なんてことだ。」そんなことを感じていたかもしれない。

　そして、ひとつ後悔なのは、なぜそれを伝えなかったのかということです。こういうことが僕のなかではよくあります。自分で感じたこれはすごいとか、これは感動したというのを言いためらうことがよくあって。今回の場合はいろいろ考えを巡らせていたことや、他にも感じることがあったということもありました。

　とはいえ、これは本当に経験不足なんだと思います。自分がそれをちゃんと伝えたかった、表現したかったと思う。それは、自分がどうありたかったかというくらいのレベルで。そこで発言することで、新しい自分（こうありたかった自分）になれたのかもしれないなのに。
　
　なんて融通が利かず、行動力がないのだろうか。行動以上に考えてしまうことの悪い出かたをしてしまったと後悔さえしています。いつからか忘れましたが、できるかぎり、自分がいいなって思ったことは素直に言葉にしようと思いました。なかなか言えなことはあるけれど、せめて人が喜ぶかもしれないポジティブな言葉は出し惜しみする必要はないだろうと。良いものは良いのだ。好きなものは好きなのだ。それだけは素直に言葉にしようと思ってここまで歩いてきましたが。

　それを惜しみなく伝えることの図々しさを持て。そういいたいです。

　その行動に対して図々しいとは違うのではと思うかもしれませんが、僕には少ししっくりくる言葉かな。事務所についてからも、不意に思いだしては、後悔をしの繰り返しの1日でした。