3月

おはようございます。
すっかり3月ですね。すっかりでもないか。


フリースペースは新しい問い合わせやボランティアスタッフ希望の話などいろいろと変化しています。
久しぶりに見える方もいてなかなか面白さを感じています。
ちなみに、イベントはお花見ができればとは思っています。
今月はどうなんでしょうね。お好み焼きとかつくりますか?(笑)


先日、喫茶店で時間を過ごしているときのこと。
となりで、おそらく上司と思われる人の愚痴をはなしている人がいました。
まぁ、ベタだなって思わせる情景ですが、何気に遭遇しない情景のような。
聞こえる範囲が広すぎる僕としては、隣の人の声は僕の耳元で話をしているようなもので。
それはいいすぎですが。
聞こえてきてしまったのですよ。
内容は深く覚えていませんが、結構不満があるようで。
そのなかで印象的だった言葉が
「今思い出しても腹が立ってしかたがない」
これは強烈でしたね。重要な言葉ですよ。
実際に嫌なことは過去にあったわけです。それは事実。
そして、それを「いま」思い出しても腹が立つわけです。
少し違う言い表し方だと「いま、腹が立っている自分がいる」ということなのです。
「いま体験していること」それをその人は口にしたのです。
話していることは過去なんですけれどね。
問題のとらえ方はいろいろあると思います。
過去起きた問題について考えれば、過去へアプローチしていることになる。
いま体験していること、感じていることについてアプローチすれば今になる。
「過去に戻っている自分がいる」ととらえるか「過去に戻っている自分がいるというのをいま感じている」ととらえるのか。
過去のはなしとかたずけられない「今の自分」がいて「いま」困っている。


そしてその人はなんだかんだで会社に戻っていくのだろう。
人間関係について何か学ばれる人なら「こうやって関わればいい」「自分自身のとらえ方を変える」というアプローチでかかわるかもしれない。
それもひとつの生き方かもしれない。
でも、関係は変わらずともこうやって愚痴を話してまたやっていけるのなら、それもひとつの生き方だよねって思いながらコーヒーをすすっていました。
人間の心理についてのヒントはそこらじゅうに落ちているもので、それを考えたりするのが楽しかったりする。
しかし、それを考えることに疲れたとき、どうやってこの刺激がたくさんある環境からのがれるのか。
それから先は考えないことにしよう。考えるときりがないので。
最近釣りにでかけたいと思ったりする。何かに没頭する時間というのはいいもんです。はい。