変化

 今日は訪問が1件。久しぶりに結構な距離の遠投をした。

 自分とうまく付き合っていくというのは結構難しくて。特にそれを把握しきれていない、そういうのを把握できずに漠然とつらいしんどいのなかにいるというのはかなりつらい状況が続く。把握できても、そこから実際どうすればいいのか。まぁ、それだけじゃ問題は解決はしないけれど、それができるというのはとても大きい。

 大きく変わる必要はない。ほんの少し自分のなかの何かをいじってみる。世の中の当たり前をいったん捨て去って、オーダーメイドの生活をするというのは結構面白いものだと思う。僕の場合、結構脱いだら脱ぎっぱなしになる。洗濯が必要というものは、洗濯機のところに脱ぎ去る。問題は洗濯を毎回必要ではないだろうというものに関しての処理だ。多くの場合、その場に脱ぎ捨てておく。そして、次にきるとき、たとえば中二日くらいの登板になると思うけれど、それをきるときにササッと着れてとても便利な状態なのだ。タンスのなかだと、くしゃくしゃにしてはいけないとか少しエネルギーを使ってしまう。それを使わなくていいのだ。それなら掛けておくというのも一つの手ではあるが、片付けるときにめんどくさいのだ。そこで・・・脱ぎっぱなしは部屋がごちゃごちゃするので、ダンボールをひとつ用意してそこに放り込む。そうすれば、ちらかることはない。でるときはそこからササッととりだしてきればいいのだ。今、ダンボールがなくてそれができていなくみごとに散らかっているが・・・。
 実際の生活となれば、そんなことは認められないかもしれないけれど、僕にとってはこれくらいのほうがすごしやすかったりする。最近やっているのが、歯を磨くのをお風呂でやっている。寒いというのもあるけれど、身体を洗っているながれで歯を磨くというのは結構やりやすい。お風呂からあがって着替えて、歯を磨いてだとなんだかいや。歯を磨くだけを単独でおこなっていることの抵抗かどうかはわからない。以前は、お風呂に入る前にみがいていた。お風呂から上がってすぐにねれる状態というのはどうもいいものらしい。それか、歯を磨くというのがめんどくさいらしい。しかし、磨かないのもストレスで。お風呂につかって歯を磨くは今までのなかでかなりベストな状態に近いが、湯船につからない生活が続いている人間としてはそれは今はできない。一人暮らしをするようになり、お風呂のお水の量から来る水道料金はたぶんしゃれにならないだろうと踏んでいるからだ。毎日ではないにせよたまにでもいいのではないかと思ったりもするが。

 実家に住んでいたときに、何気なく自分でつくったティシューの箱でできた携帯電話置きが最高にしっくりきたのを覚えている。いちいち探さなくてもいいのだ。部屋にいるときにはたいてい寝転がっているので、ちょうど手の届くところに設置してあり、あれはわれながらナイスなシステムだと思った。

 それと枕や布団てのも意外に重要で、それを変えることでぐっすり快適に寝れて寝るのが楽しみになったという経験もあるね。あれだったら、ぬいぐるみを抱いてもいいと思う。また、洗剤やシャンプーを変えても面白いね。

 生活のなかに当たり前に設置されているそれは果たして自分にとってかなり便利な場所にあるのか。果たして本当に便利なものなのか少し考えてみてもいいと思う。それは、めんどくさいと思うレベルのものから、何にもストレスになっていないと思われるところでも何でもいいと思う。そうすることで意外に自分の世界は変わっていったりする。

 ちなみに、少し書くとトイレね。トイレがこざっぱりしているのもいいけれど、ちょっとした何かを置いてみてもいいかもしれない。漫画はおいたことがあるが、トイレに漫画を置くと細菌がつきそうだし、ひきこもられると次の人がつかえないのではないかということで実家では却下になったはずだ。しかし、あれは快適だったといえる。その快適さから、僕は何度かトイレのなかで勉強したことがある。集中できるんじゃないかと。そして見事に札幌の大学を合格できたのだ。いや、そこでやった数回が合格へどれくらい影響あたえたかは僕は知らない。知っているのは勉強の神様ならぬトイレの神様なんだろう。  上手い事を言った。

 生活の順番(たとえば風呂に入ってから歯を磨く)をかえたり、置いてあるものを変えてみたりいろいろといじってみて自分に合うものがあればいいのではないかと思ったりする。そこでいいぞって思えると、自らこうしてみようとかああしてみようとか自主性と自分の思っているものの表現、自己実現、快適さ、心地よさを体験できるというとてもすばらしいことが待っているのだ。その他もろもろの効果によって、今までの不幸がまるで嘘であったかのようになるのです!!と、無責任でいいかげんなことをあからさまに言うってのも面白いもんで。まぁ、効果なんて期待しないことが重要なのです。一生懸命にリラックスしようとして、リラックスから遠のいていくのと同様です。とにかく、いろいろ想像したり創造をすることによって「楽しむ」ことが大切なのです。気づけばいろいろな効果はついてくる。その効果に気づこうが気づかまいが。

 こういうことって自分に耳を傾けなければできないことなんだと思うのです。一度自分にとって快適なもの、心地の良いものというのを自分と話し合ってもいいのではないかと思ったりする。それは自分と付き合うのに小さな一歩かもしれないし、大きな一歩かもしれない。最後にこの言葉でしめくくらせていただきましょう。

 たまごのからをわらないとオムレツはつくれない、
 どうせつくるなら楽しくつくろう。
     by アンダンテ with t