民間団体の情報はどこで手に入るのですか

いってきました、ひきこもりに関するシンポジウム。
今日は手話通訳の人がいました。
初めてだったので新鮮でした。
必要な人がその場にいるのなら、当たり前の光景なのですがね。
新鮮ですな。



平成21年度から厚生労働省が「ひきこもり地域支援センター」を開設、整備し地域におけるひきこもり対策の中核機関とし、
また、『こども・若者育成支援推進法』という法律を制定。来年度以降に施行されるという動きがあったみたいです。



他県で活動している団体の話しを聴いていて素敵な活動だなぁと思ったのですが・・・
これは、終わった後に個人的に聞いた
「行政で行っている相談機関の情報は入ってくる。行政機関にひとつでもいけば、どこにいけばいいか教えてもらえるし。
だけど、民間でやっている活動(フリースクールなど)の情報ってどこへいけば手に入るのか」
多くの場合、行政が民間の団体を教えてくれることはない・・・感じがする。
行政と民間はつながりませんよ、ということが前提にあるオーラがにおうというか。
せっかく、今回シンポジウムで聞いた素敵な活動があるのに、そもそもそれを知るためにどうすればいいのかが疑問でした。
横浜では、インターネットで行政がこういう団体がありますよって、ずらぁ〜と情報を教えてくれるらしい。
また、相談機関に行っても、住んでいる地区を伝えると、どういう団体があるか教えてくれるそうだ。
10年前からそうらしい。
前に出た交流会でも親御さんから「フリースクールが見つからない」という話しがでた。
人に対する支援を行うときに「連携」というのが必要とされるけれど、そもそも
情報入手の段階での問題をどうすればいいのだろうか。
インターネットというのも、そうなのかもしれないけれど、やはり信頼性の面でなかなか踏み込めないのではないかな
という気が僕はします。



そうそう、話しに「発達障害に対する診断は、その人の苦手や得意を明らかにして生活しやすいようにするため
に行うもので、診断をしすぎるとかそうでない(こういう議論があるらしい)とかと言う話ではない」と仰っていました。
ほんと、そうだなぁと思います。
自己理解という要素もあるし、また、障害特性による苦手さということもあり、それに対する理解ということも
診断ということのメリットだと思う。結局は話しにもあったけれど、自分を知るため、また、周りの人がその人を
理解するため、つまり、関わるために必要な要素なんだと僕は思います。
生活するための診断という感じです。僕の感覚では。



終わった後にお話を聞かせてくれたのは、関博之さん(横浜市青年相談センター相談支援担当係長)でした。
ありがとうございました。