運命の

 気づけば8月になりましたね。早いものです。何か作業をしていたりすると、ふいに頭に考えつくことがあります。それは、ほんとに突然で脈絡もなくやってくるもので。僕にとっては日常のひとつなのですが。

 この前思いついたのは、「運命の王子様」という言葉。自分の望んだ理想の人ということなんだと思いますが、あれは少し角度を変えて考えることができるのではないかと思いました。

 その求めている人は、逆に誰かにとっての「運命のお姫様(?)」なわけだと思うのですが、そういう感覚って運命の人を探している人にはあるのかな?と思ったわけです。自分も誰かにとって、求められている存在で。同じように求められているという感覚。

 人との関係って、僕は基本的に何かをあげもするけれど、もらいもして。頼りもするし、頼られもして。そのやり取りの内容がお互いに好みであると「相性の良い関係」というものなんだと思っています。

 だから、その双方でお互いになり得る立場という考え方から、運命の人の感覚というのは、逆に、相手にとっても運命の人になるわけだから、その部分を自覚してもいいのではないかと思ったりするのです。自分にとって身近な存在になる人を考えるのなら、それが妥当な考えなのではないかと思ったりします。

 そんなことを家で皿洗いしているときに思いました。考えることなので、理屈感がすごいですが、そんなことを考えました。