自分らしさ

ちょっと暑い日も続きましたが、今日は少し天気が悪いですね。
晴れてはいないが、悪くはない。
そんな今日ですが。



自分らしさというのは支援の課題で。
たぶん、一番わかりやすいたとえの話としては、発達障害において自分の特性と周囲とのかかわりなんだろうと思います。ある人は、一般的なあり方に合わせるべく、自分なりに努力し、自分のスタイルというのを確立し、社会に参加するというもの。ある一方では、自分の特性というのもひとつの味ととらえ、たとえば、そこを人の力をかり社会で共存するもの。
僕とすればどちらも正解なんだと思います。自分がそれを選択することで気持ちが落ち着くのであればそれでいいと思うのです。自分の引き出しを増やして適応するのも力ですし、人に頼ること、適切な要請が出せることもその人の力だと思うので。それぞれの生き方や価値観によっては、片っぽの考えに対して批判的ではあるかもしれません。でも、決して間違ったこたえだとは僕は思いません。どちらも、正解。
また、どの状況でどちらを選択するか、選択したいと思うのかということの集合体が社会参加なんだと思います。そして、そこに社会での自分らしさというのがあるのではないでしょうか。決してうまい結果が出るほうを選択しないといけないわけじゃない。それもまた、自分らしさなんでしょう。自分らしくあるというのは、自分がどうありたいかというのを手放すことではないと思うんです。自分の備えている能力のままであることが自分らしいのか、心の進みたいほうに進むのが自分らしいのか。そんなものがいろんな状況によって、さまざまお互いの分量が変わり混ざり合って全体としての自分らしさ、自分らしい人生というものなのかもしれません。
なんだか方向を見ずにひたすら言葉を重ねてきたので文章として読みにくいかもしれません。そしたらごめんなさい。



それを見つける作業はとても果てしないものかもしれません。
もしかすると、ふいに掌に握られているかもしれません。
ただ、その作業には希望や自分に対する期待があったらいいなって思います。
自分らしい自分を見出した自分というのはすごいかもしれない。
重力は軽く、空気は身体中をいきわたる。
そんな瞬間が来ると僕は思いたいです。