なんか長い名前の会議

ひきこもり支援関係団体連絡会議に参加。
名前が長いぞ。
市やら県やら精神福祉に関係するところが参加。
もちろん民間だけでなく、行政も。
そういえば、県の教育委員会の方も。
ざっとみたけど、僕は結構若いほうなんじゃないかって思った。
もしかしたら、一番若いのかしら。
そして、顔見知りが何人かいた。
おぉ、結構顔合わせしたな・・・で、何人相手が僕を覚えているだろうか。


子ども・若者育成支援推進法 〜愛知県の取組みと関係機関との連携について〜
って、あったんだけど、連携ってなんなのさ?ってのが僕の疑問。
連携といっても、誰がが親玉になって他の支援者がいるってのと、みんなが対等の立場でそれぞれが
意見を述べられる連携とは異なる気がするのだ。まぁ、前者であっても、後者を叶えることはできるが。
僕が恐れているのは、行政が主導になって連携をはかるというもの。
なぜかというと、行政のひきこもりなり、不登校なりの考え方が僕には十分に思えないからだ。
たとえば、不登校だと再登校だ!と掲げてしまったり、ひきこもりだと就労支援だ!と掲げたり。
それは、本人がそれを希望しているならいいんだよね。
でも、望んでいないで、他の困りがあるんだけどって人はどうするの?
その件についても取り扱ってくれて、かつ、それに合った支援団体を紹介し、かつ
連携にからんでくれるのだろうか。
再登校を理念みたいにもっていて、そこが中心になったら、そういう考えを持っていない
団体は入る余地がないのではないだろうか。
それだと結局連携といっても、行政の取組みに沿う団体ではない場合、この連携のお話はどうでもいいのだ。
それが一番怖い。そうなることが。
ちなみに、「いや、われわれは関係ない、やりたければやってくれ」といって、行政が連携を放棄してしまうのも恐れている。


それと、具体的に何ができるの?って話。
連携という以上、あれもこれもと僕は期待するのだが、そのテンションを行政が共有できるのか?
温度差があるんじゃないか・・・これ。


で、結局、何について連携をするの?どういう方向性での連携なの?って聞いても今はこたえられないとのこと。



いやいやいや・・・
“ひきこもりの状態にある「本人(もしくはその周りの人)の困り」を支援する”
でいいじゃないか。そのための連携でいいじゃないか。
居場所がほしいでも、働きたいでも、医者にかかりたいでもなんでもいいのだ。
まぁ、困ってなくても、ポジティブなものを発生させる団体があってもいいとおもうんだよね。
そういうのを叶える支援体制でいいじゃないか。
何も難しい方向ではない。
それを具体的に「就労支援」だの「自立」だのって表現しようとするからわけがわからなくなるのではないだろうか。
まぁ、「ひきこもりという問題を解決するのだ!」って思っている以上は
たぶん見つからないんだと思うし、「何がいいことか」なんて探すんだろうね。
ゴールがないと不安みたいな。そういうことは、それぞれの団体が考えて、行動すればいいのだ。
連携としての方向性としては、どうなんだ?って思うのよ。


僕らは、自分たちが想っていることをやればいいんだと思う。
あとは、周りの人が選ぶのだ。正解なんて求めても仕方がない。考えることに意味はあると思うけど。
とりあえず、この推進法をかざして、いろんなところと少しでも連携がとれるようになれば
それでいいのだ。といって、その道のりは険しいものだろう。まぁ、すでに険しい道のりだが。