講演会

今日は豊田市に行ってきました。
YOUの鈴木さんから長谷川先生という方について聞いていたので、興味があって行ってきました。


ひきこもっている時 〜家族にできること できないこと〜

講師:長谷川 俊雄 氏(愛知県立大学准教授)

場所:豊田産業文化センター

「生きていることの肯定感(生きているということだけでいいじゃないか)」という人間の根本から
スタートして、というより、それが考えの根本にあると僕には受けて取れた。
話しのなかで、「楽しい・うれしい・おいしい」ということをなんどか述べていたが
それを大切にしているというのは、人間に必要な(生命?)エネルギー源はそこにあると伝えている
ように感じられた。
キーワードになることは「自己肯定感・つながり・居場所・フリースペース・いいかげんさの必要性」
などだった気がします。


「いいかげんさ」を育てるというのは印象的でした。
まじめすぎるんですよね。でも、大人がみんな真面目かといえばそうではない。
お酒を飲んでそこで愚痴をこぼしたり、ランチしながら不満を言ったり・・・
でも、子どもはそういう場面を知らない・・・。
なるほど、話しの内容と多少異なるが考えると面白い。


誰もがほんとうはそうしていると思う。自分で気づいているいない問わず。
いいかげんさがある。
いいあんばいさといってもいいかもしれない。


これって大切なことは、自分を大切にするということではないだろうか。
僕の考えというか大切にしていることに、自分の気持ちを大切にする。
自分の心が壊れないかどうか・・・そのなかで、どう行動するか、できるかという風に
考えると、いいあんばいがしやすいのでは無いだろうか。


とはいえ、その力が抜けない状況だったら・・・しんどいですね。
難しいですね。難しいことはほどほどに考えよう。
難しいことを考えすぎて、ご飯を食べるのさえ難しくなってしまわないように。


この講演があることを教えてくれた鈴木さんに感謝します。
素敵なお土産ができました。ありがとうございました。