はじめてのグループへの参加

先日、子供の家で運営委員会がありました。
そのとき話のなかで、新しいところ入るときに孤独はついてまわるということがありました。
周りの人は仲間で、自分は新入りで。
それは本当にこの活動をしていて思うところで。


新しくフリースペースに参加される方は、必ずそれを体験するんじゃないですかね。
たとえば、ある話題で楽しく話にのれなかったり。
その話題の内容、笑い所、話しのテンポはそこにもともといる人たちの重ねたところから生まれる(展開される)から、なかなかフィットしなかったりして。
みんなは笑えているけれど、自分は同じ空気の温度で笑えてないみたいな。
そして自分はよそ者なんだみたいなね。


最初ってみんなお客さんみたいなものなんですよね。
そのうちだんだん緊張がほぐれて、自分のスタイルで話せるようになってなじんでいって。
そして仲間(一員)となっていくのかなって思ったりします。
そこにながくいる人でも、はじめは新しく来た人と同じなわけです。


回数を重ねるだけ、そこへなじんでいく。
新しいグローブだって最初はしっくりこなくてかたいもので。
うまくプレイできないことだってある。
でも使っているうちに自分の手になじんでくるわけです。


結構最初の空気が苦手という方はいるんじゃないかなって思ったりします。
でも、それを感じられたのなら、できれば1回で終わってほしくないと思ったりするのです。
慣れ親しんだときの、落ち着く感じ、その場の味みたいなのもじっくり味わってほしいなって思ったりするのです。
それが十分できる人なんだと思うのです。
自分の敏感さを苦手に結びつき過ぎるのは残念なことで。
できれば、その敏感さだから味わえる楽しさや安心をたくさん経験できたらいいなって思ったりします。
それができたときには、今と状況は大きくかわっているんじゃないでしょうかね。


うちのフリースペースでそれを体験できたら何よりです。
でも、世の中にはいろんな交流の場があります。
どんな場所でもいいので、良い経験を重ねられたらいいなって思います。
そして、見える世界が変わったぞって思えたら何よりです。