今日のはなし

今日は春日井保健所さんの講演の依頼がありまして、なんとか頑張りましたよ。
さすがに、何度か繰り返していれば前にでて話すのはなれてきつつありました。
ただ、かなり講演会!って感じで、緊張感がありましたが(笑)
ひきこもりと家族の関わりということについてお話しました。
実際は関わりというか、あり方について考えたような感じでもありましたが。
それぞれのご家族は結構いろいろされてきてもいるし、知識や情報もたくさんあると思うんです。
なので、何を話そうかなぁと思ったりもするのですが。
結構難しい話しですけれどね・・・・
本人っていつかどこかで決心して一歩踏み出す時期があると思うんです。
それは、親子で会話することなのか、外出することなのか、バイトに面接を受けにいくことなのかさまざまですが。
ものすごい勇気がいると思うのです。
一方で親御さんもそれが求められる時があると僕は思っているんですよね。
それが、コミュニケーションで。
聞きにくいこと、言いにくいことは知らないうちに距離をとっていたりするわけですが。
それについてどこかで一歩踏み込まないといけないと思うんです。
もちろん、時期もあるでしょうが。
内容は小さいことでも、大きな将来についてでもそうですが。
そうしたところの変化から少しずつ変わっていくのですが・・・・。
やはりずっと顔を合わせていなかったり、相手が起こったりひきこもったりすると踏み込みにくいですよねぇ。
でも、やはりそれは本人の一歩と同じなのではないでしょうかね。
簡単なことではないですけれどね、やはり。
具体的にどう声かけて、もし悪い反応されたらどうすればいいのか。
そういうことこそ、相談というのがあると思うのです。
それは僕らにというのもそうでしょうし、同じ親御さんに聞くのもそうでしょうね。
なかなか家族の問題は難しいです。
だから、僕らがいるのですけれど。
ちなみに、ある程度状況が良くなったら、たぶん親御さんのできることやれることはほとんどなくなってくるんじゃないかと思っています。
就労に関しては、本人としても親についてきてもらうとか体裁悪いですからね。
情報も、専門でやっている方のほうがもっているかもしれませんし。
ある程度本人が動けそうなら、そこで離れていくというのが自然なのでしょう。
そこまでの、家庭の在り方というか環境を整えるのが最大で最難関なのかもしれませんねぇ。


何かいつか、どこかで今日の事がヒントになればなぁ〜って思います。